これまでのDASH島

屋形船で花見&子供たちの夢2024/4/21

DASH島のシナミザクラの見ごろの時期を逃してしまった男たちは、山に自生するヤマザクラなどの桜を、船で島の外周を回る花見クルーズで楽しむことにした。
どうせならと、帆船ディーノ号を屋形船仕様に改造して、さらに火鉢も持ち込んで、船上での会食も計画した。
城島の提案で、火鉢に入れる燃料には、炭の粉と布海苔を混ぜ合わせた、火持ちの良い“炭団(たどん)"を作った。
そして、ディーノ号は流木などでこしらえた、簡易的な屋根を取り付け、屋形船へと変身させた。
だが、出航したのも束の間、重心が上がったことで船が安定せず転覆寸前…危険と判断し帰還、花見は断念した。
一方、無人島の夢を描いた子供たちの絵を見て、初心に戻った太一は、山の中腹に完成したばかりのロープウエー駅に、癒しのくつろぎ空間を作ることを決めた。
浜で集めた流木を組んでベンチを作り、山で集めたアケビの蔓を編んで、ハンモック風ハンギングチェアを製作した。
これらをロープウエーで駅まで運搬し、ハンモックは木に括りつけて、流木ベンチは海が見える位置に設置した。
忘れかけていた開拓の夢が、新たなシンボルとなった。

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